このページでは、有償プラン(Google Workspace)のアカウントを iPad で使う方法と、途中で表示されることがある
「Googleのプロファイル(設定プロファイル)」の意味と操作方法を、ITが苦手な方でも分かるようにまとめています。
1. まず全体のイメージ
iPad で Google Workspace を使うときは、基本的に次の 2 段階で考えると分かりやすいです。
- Google の公式アプリを入れて、会社のアカウントでログインする
- (必要な場合のみ)「Google のプロファイル(設定プロファイル)」をインストールする
まずは「アプリのインストールとログイン」が基本。
ログインの途中で「プロファイルをダウンロードしますか?」と出たら、会社のセキュリティルールを iPad に設定する作業だと考えてください。
2. iPad に Google Workspace を設定する手順
2-1. 事前に用意しておくもの
- iPad 本体
- App Store でアプリを入れるための Apple ID
- 会社から支給されている Google Workspace のメールアドレス
例:yourname@company.co.jp - そのアカウントのパスワード(+ 二段階認証コードが必要な場合あり)
2-2. iPad に Google 公式アプリをインストール
App Store を開く
iPad のホーム画面から 「App Store」 をタップして開きます。
Gmail アプリを探す
画面右下の 検索タブ をタップし、検索欄に 「Gmail」 と入力します。
「Gmail – Google のメール」アプリが表示されたらタップします。
Gmail アプリをインストール
「入手」ボタンをタップし、Apple ID のパスワード・Face ID・Touch ID などで承認します。
終わったらホーム画面に Gmail アイコンが追加されます。
※ 同じ手順で、必要に応じて「Google カレンダー」「Google ドライブ」「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」なども入れておくと便利です。
2-3. Gmail アプリで会社アカウントにログイン
Gmail アプリを起動する
ホーム画面の Gmail アイコンをタップして開きます。
初回起動では「ログイン」ボタンが表示されます。
アカウントの追加画面を開く
初めて使う場合はそのまま「ログイン」をタップします。
すでに個人の Gmail でログイン済みの場合は、右上の丸いアイコン(プロフィール)をタップし、「別のアカウントを追加」を選びます。
Google Workspace のアドレスでログイン
アカウントの種類で 「Google」 を選び、メールアドレス欄に会社から指定された
yourname@company.co.jp のようなアドレスを入力して「次へ」をタップします。
パスワードを入力して「次へ」をタップします。
二段階認証(SMS など)が設定されている場合は、画面の案内に従って認証を完了させます。
通知や権限の確認
「通知を許可しますか?」などの表示が出たら、会社の方針に合わせて「許可」か「許可しない」を選びます。
ここまでできれば、Gmail アプリで会社メールが送受信できる状態になります。
同じ iPad 上の「Google カレンダー」「Google ドライブ」などのアプリでも、同じアカウントでログインしておけば、そのまま予定やファイルを利用できます。
3. 「Google のプロファイル(設定プロファイル)」とは?
有償の Google Workspace では、会社の管理者が iPad やスマートフォンを「モバイル端末管理」している場合があります。
その場合、初めて iPad で会社アカウントを使うと、次のような表示が出ることがあります。
「設定プロファイルをダウンロードしますか?」
「このデバイスは管理者によって管理されます」
ここでいう 「設定プロファイル」=「Google のプロファイル」 と考えてください。
これは、会社のセキュリティルールを iPad に適用するための設定ファイルです。
3-1. プロファイルを入れると何ができるようになる?
会社の管理者は、次のようなルールを iPad に適用できるようになります。
- 画面ロックのパスコードを必須にする
- パスコードを何回も間違えたときにデータを保護する
- iPad を紛失したときに、仕事用のデータだけを遠隔で削除できるようにする
つまり、「仕事のデータを安全に使うための約束ごとを iPad にセットする」イメージです。
3-2. iPad でプロファイルをインストールする手順
実際の操作は次のような流れになります。
(管理者側でモバイル管理が有効になっている場合)
ログインの途中で「プロファイルをダウンロード」を選ぶ
Gmail などの Google アプリに会社アカウントでログインしていると、途中でブラウザ(Safari など)が開き、
「設定プロファイルをダウンロードしますか?」と表示されます。
内容を確認し、問題なければ「許可」をタップします。
iPad の「設定」アプリからプロファイルをインストール
ダウンロードが終わると、iPad 画面上部に「プロファイルがダウンロードされました」と表示されます。
その状態で
- ホーム画面から 「設定」 アプリを開く
- 画面上部付近にある 「プロファイルがダウンロードされました」 をタップ
- 右上の 「インストール」 をタップ
iPad のパスコード入力を求められたら、普段使っているパスコードを入力します。
「リモート管理」の内容を確認してインストール完了
「この iPad は管理者によって管理されます」などの説明が表示されます。
内容を読んだ上で、会社の方針に問題がなければ 「信頼」→「インストール」 をタップします。
「完了」と表示されれば、プロファイルのインストールは終了です。
再度 Gmail や Google アプリに戻ると、会社アカウントが正常に使える状態になります。
3-3. プロファイルを削除してしまうとどうなる?
iPad の「設定」→「一般」→「VPN とデバイス管理」などの画面から、インストール済みのプロファイルを削除することもできますが、
仕事用の Google Workspace アカウントへのアクセスがブロックされる場合があります。
そのため、 会社のアカウントを利用している間は、Google のプロファイルは削除しないでください。
4. Apple 標準「メール」「カレンダー」で使う場合(補足)
Google の公式アプリではなく、iPad に最初から入っている 「メール」「カレンダー」アプリで使いたい場合は、次のように設定します。
設定アプリから「アカウント」を開く
iPad の「設定」→「メール」→「アカウント」→「アカウントを追加」と進みます。
Google を選択して、会社アカウントでログイン
サービス一覧から 「Google」 を選び、会社の Google Workspace アカウントのメールアドレスとパスワードでログインします。
「メール」「連絡先」「カレンダー」にチェックを入れ、「保存」をタップします。
この方法でも、会社のセキュリティ設定によっては途中で「設定プロファイルをダウンロード」と表示されることがあります。
その場合は、前の章「3-2. iPad でプロファイルをインストールする手順」と同じ流れで設定します。
5. まとめ
- iPad で Google Workspace を使う基本は、Google 公式アプリを入れて会社アカウントでログインすること。
- ログイン途中で「設定プロファイル」や「Google のプロファイル」のダウンロードが必要になる場合は、会社のセキュリティルールを iPad に適用する作業だと理解すれば OK。
- プロファイルを削除すると会社アカウントが使えなくなることが多いため、仕事で使っている間は削除しないように案内しておくと安心。
